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ごあいさつ 日本グリーフケア協会は、人の死にかかわる仕事に就いている人や、大切な人を亡くして悲しみの中にいる人の身近にいて、「何かしてあげたい」と思っている人のため、よりよい、より深いグリーフケアができるよう研修・情報収集・人材交流を行うための団体です。
平成20年7月、看護関係者、福祉関係者、宗教関係者、葬儀関係者が集まり発足しました。 それぞれの分野の情報と経験を共有し、協力し合って啓蒙活動を行うことを目的としております。 ひと昔前までは、家族や地域共同体が担っていたグリーフケアも、現代では核家族化・地域崩壊の中で、大切な人を亡くした時の悲しみは、以前には考えらら無いほど、深いものとなっています。 その中で注目されているのは、看護・福祉や葬儀といった職業に関わる人、あるいは僧侶などの宗教者の存在です。 こうした人たちが積極的にグリーフケアに関わることで、この社会の中で、ひとりで誰にも相談できずに苦しんでいる人が、立ち直っていくきっかけをつくることが可能だからです。 本協会およびグリーフケア・アドバイザーの趣旨についてご理解をいただき、講座に参加いただき、一人でも多くの人のケアをしていただけることを願っております。 目的(1) 認知グリーフケアという考え方の普及に努め、哀しみの中にいる人たちへの社会的な理解を深める(2) 育成グリーフの状態にいる人たちのケアのできる人材を育てる(3) サポート・実践死に関わる仕事に携わる人が中心となって、グリーフの状態にいる人のサポートを行い、グリーフケアの実践の機会を増やしていく(4) コミュニティグリーフケアの実践を通して、新しいコミュニティを創出し、情報を共有できるようにする(5) 企業等の社会的価値グリーフケアのスキルを持っているスタッフがいるということにより、企業が社会に対する意識を高めていくとともに、企業そのものの社会的価値を高めていく理事
著書『ながれるままに涙をながしましょう』(ソニーマガジンズ) メッセージ1999年1月に私自身、夫を亡くしました。大腸ガンでこの世を去った夫の死は、思っていた以上にとても辛く、「なぜ?」「どうして、私になの?」という思いが時に湧き上がり、悲嘆の罠にはまり、抜け出すことは容易にはできませんでした。「生きている意味って、なんだろう」という思いにとらわれ、苦しさから逃れたい一心で渡米しました。そこで出会ったのが「悲嘆ケア」でした。公的に援助が認められているアメリカに比べて日本では、患者のケアはなされていても、遺族のケアはなされていないのが現実です。悲嘆に苦しんでいる方が少しでも、辛い悲しみから抜け出して頂ければと思います。 |
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